ベレン (Belém)
市内のマンゴー並木が有名である. 日本人、日系ブラジル人が合わせて、約3000人住むと推定され、日系団体、日系病院もあり、日本の領事事務所がある.
1615年、が外国(フランス、ドイツ、イギリス)の調査隊のアマゾン川遡上を監視するために、に軍を率いて調査する事を命じた.
1616年1月12日、カステロは現在のグアハラ湾に停泊し、さらに133-185km上流にカステロ要塞を築いた.
1655年、市に昇格した.
17世紀末まで、砂糖貿易が中心産業だったが、その後は牧畜が中心になった. また、米や綿、珈琲も重要産業だった. 南部地域への入植が進むと、農業の価格競争に敗れたベレンは再び衰退した.
1772年、パラー州がマラニョン州から分離した際に州都になった.
1836年に紛争が終了したが、多くの人命が失われた. 1866年までにアマゾン地方は開拓され、ベレンはゴムの輸出で栄えた.
1910年-1912年の価格高騰の後、ベレンのゴム時代は終了した.
現在は北部地方の商業の中心都市で、アマゾンのとして栄えている.